2025年度 目路はるか教室

2025年度2Fコース

やりたいと思ったことはいつかできる。オリンピックの仕事。

株式会社 電通 シニア・ディレクター
リオ・デ・ジャネイロ、東京オリンピック・パラリンピック 開閉会式 統括プロデューサー

井出 泰斗 氏 (イデ タイト)

 私が普通部生の時は、漫然とただ楽しい日々を過ごしていたように思います。目路はるか教室が立ち上がったのは私の卒業後であり、歳の離れた先輩の話を伺う機会もありませんでした。普通部を卒業して30年経ちますが、若い普通部生から私が得るものも多いだろうと思い、福澤先生の半学半教の精神で臨みました。
 第一部は私が関わってきたリオ・デ・ジャネイロ、東京のオリンピック・パラリンピックの舞台裏の話をさせていただき、「もし自分が東京のプレゼンテーションの仕事を請け負ったら」というお題で、実際にアイディア抽出、絵コンテまでを描き、プレゼンテーションするというワークショップをさせていただきました。
 正解が無い仕事の中で、どのようにアイディアを収斂させていくのか、様々な壁が立ちはだかった時にどう解決するのか、今後の人生において役にたちそうなことをお話させていただきました。
 第二部は「やりたいと思ったことはいつかできる」、というテーマで、私の経歴から、普通部生の皆さんにはやりたいこと、できること、社会の役に立つこと、という3つの重なるところを自分自身で書き出してもらいました。普通部2年生というタイミングで、将来を一度考えてみる機会にできれば、ずっと夢を持ち続けられる人生を過ごしてもらえるのではないか、と考えております。
 普段何気なく見ているスポーツ中継やスポーツ観戦の場でも裏側でスポーツを仕事にしている人がいるということを知っていただき、人生の選択肢が少しでも広がれば幸いです。
 最後に、この度は普通部に戻ってくる機会を与えていただき、ありがとうございました。私にとって貴重な機会となりましたし、懐かしい先生方にもお会いできて嬉しい時間でした。ご準備いただきました先生方、委員の皆様、本コースを選択してくださった普通部生の皆様に御礼申し上げます。