2025年度 目路はるか教室

2025年度1Iコース

アスリートのキャリアから学ぶキャリア教育

株式会社山愛 取締役 財務部長 キャリアサポート事業部長

三村 周平 氏 (ミムラ シュウヘイ)

 第28回目路はるか教室に参加させていただき、お声がけいただいた先輩・同期、運営にご尽力いただいた先生方、そして選択して授業を受けてくださった普通部生に感謝しております。私がちょうど普通部1年生のときに始まった目路はるか教室に講師として携わることができて、感慨深いとともに、未来へバトンを渡す気持ちで何か伝えられたらなと思い、授業させていただきました。
 まずはプロアスリートが実際に受ける新人研修を通じて、ロールプレイをしてもらいました。グループワークを含めたロールプレイを通じて、チームビルディング、主体性などを学んでもらいました。そして、「プロ」になるということは競技力の向上だけではなく、様々な人に「価値」を与える存在であるという話をしました。
 そして、実際にプロになったあとの現実として、引退の話をしました。プロアスリートは夢を叶えた人の象徴である反面、その寿命はサラリーマンとは比較にならないほど短く、いつ戦力外通告を受けるかわからない世界で戦っています。ただ、それは他人事ではなく、サラリーマンも倒産やリストラでキャリアチェンジを余儀なくされることがあることを伝え、自分事としてとらえないといけないと語りました。いつキャリアチェンジのタイミングが来てもいいように、自分の中でのWill、Can、Mustを常に考え続ける必要があります。
 最後に、自分自身のキャリアをバックグラウンドも含めて話しました。会計士、上場準備、そして中小企業の話など、外から見ているとよくわからないであろう自分のキャリアを、性格や気づきを踏まえたうえで解説しました。授業の最後には、自分自身や世界を知ることで、なりたい自分・ありたい姿をイメージして自分を磨き続けてほしいということをお伝えしたつもりです。
 初めての試みで、自分の中ではうまくできなかった部分も多々ありましたが、つたない授業でも最後まで聞いてくれた普通部生には感謝します。これからの人生、自分らしさを追求していってほしいと願っています。
※写真は、お世話になった水泳部の先生(右)と