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2017年度 目路はるか教室 1Dコース

「不動産投資とレバレッジ」

宮島 大祐(みやじま だいすけ)
昭和53(1978)年卒業 ケネディクス株式会社代表取締役社長

 このたびは、目路はるか教室で普通部のみなさんに話をする機会を与えていただきありがとうございました。総勢24名の普通部1年生が弊社のオフィスまで足を運んでくれ、新しいオフィスに移転してすぐのタイミングであったこともあり、オフィスの一部を見学してもらいました。授業では、私自身のこれまでの経験をお話しした後、不動産投資のシミュレーションを体験してもらいました。今回の教室で伝えたかったことをあらためて書き記してみたいと思います。

 まず、私自身の話をさせていただきました。普通部の頃はラグビーをやっていた私ですが、塾高ではボートの道へと踏み出すことになります。ラグビーが嫌いなわけではなかったのですが、父からの影響もあって始めたものでもあり、何かモヤモヤしていたものがありました。それがふっきれて、初めて自分で一歩踏み出すことを決めたのがボートにチャレンジすることであったと思います。今振り返ってみると、自分で考えて自分で決めるという人生において大事なことをした時期であったと思います。みなさんもこれから高校、大学と進むにあたり選択の場面が出てくると思います。3つ以上に本気で取り組むのは難しいと思いますが、2つのことならばできると思うので、勉強することでも運動することでも、大学生になったらアルバイトをすることでも何でも良いです、何か本気になれるものを自分で見つけて、選んで、是非がんばっていってください。

 大学卒業後は信託銀行に入り、そこから不動産と金融の道に入ることになるのですが、中でもロサンゼルスに赴任したのが人生のターニングポイントであったと思います。当時は資本市場部というところにいたのですが、海外はロンドンとロサンゼルスのどちらかに行ける可能性があり、主流であったロンドンに行くものだと思っていた私にとって、ロサンゼルス行きは少しショックでした。そんな話を妻にしたところ、前向きな言葉が返ってきました。実はボートでオリンピック強化選手であったものの、出場できなかったのがロサンゼルスオリンピックでした。ご縁もあるし天気も良いし不動産も楽しいはずということで割とすぐに楽しみになっていきました。先ほど、自分で考えて自分で決めることが大事だということをお話ししましたが、一方で人生の中では自分では決められないことも多いのだとも思います。その一瞬の出来事が人生を大きく変え、色々なところでベストを尽くしたり、人に決められたりしたことが繋がって大人になっていく、スティーブ・ジョブスの有名なスピーチでもあったように、点と点が繋がって線になっていくものなのだと思います。ですので、みなさんから授業の事前質問で不動産をなぜ始めたのかという質問をいただきましたが、実は偶然の部分も多くあります。しかし、それがなければ今の私はなかったと思っています。

 そして授業の後半では、私が社長を務めるケネディクス株式会社が日々取り組んでいる不動産投資についてみなさんに体験してもらいました。不動産投資のシミュレーションでは、実際にみなさんに計算をしてもらいながら理解を深めてもらうことにチャレンジしました。実施前はきちんと分かってもらえるか少し不安に思っていましたが、やはりそこは優秀な普通部生、しっかりと内容についてきてくれてあっという間に時間が過ぎました。不動産に限ったことではないですが、投資というものはキャッシュフローとキャップレート、さらにはレバレッジといったものの組み立てでゲームプランがつくられていることを体験してもらえたのではないかと思います。

 中学生から大人になるまで、これから色々なことがみなさんに待ち受けていて、不安に思う人もいるかもしれませんが、普通部生である今の環境のメリットを最大限活かして何かに一生懸命取り組んで、一生の宝となる仲間をつくって、これからも是非がんばっていってもらえたらと思います。


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